なんか寂しい

今日で職場の季節雇用の方々が去って行ってしまった。

老人殺人兵器ＭＯＴＩの製造はやはり年末がお忙しく、10月くらいから年末までの短期雇用の方が多くいるのだ。

一緒に働いてるうちにちょっとだけ話したりするくらい仲良くなったりするじゃないの。
なぜちょっとだけかというと私がコミュ障っぽいのもあるけど、仕事中私語しちゃだめなのだ。当たり前だけど。
ま、ちょっとくらいするけど。私以外の人は。
私？話す相手なんかいないよ。
でも自分より若いコだとちょっと話しやすい…人によるけど。

その中に一人「もしかしたら同人やってるんじゃない？」と話したくなるようなコがいて、私の見た目判断だしその言葉はイコール「君、オタクっぽいね」というのと同義語だと思うので、つい最後まで言えずに終わった…。

別にからかい目的でそういう事を言いたいんじゃなくて、当然「私もやってるんだよー。冬コミは行くの？」とかそういう話ができたらいいな、と思って…さ。

この工場本当に年上の人ばっかで、ほぼ全員年上と言っていいくらいで、休み時間がつらい。
間がもたない。というか、暇。

そう思って雑誌を持って行ったこともあったけど、おもむろに近代麻雀を出していい空間でもなく…ロッカーから出すこともなくそのまま持って帰った。
それを何日か繰り返し持っていくことをやめた…。
一週間あった遅番の時は人数がぐっと減るので表紙が見えないように読んでた。
エロ本でもないのにこそこそ読んで馬鹿らしいね。
仕事してた方がいいよ…。

…なんか話が変な方向に。

季節雇用の方々の中には、何年もその期間だけ来てて大抵のことはできる人もいてお世話になった。

その中で中国から来たＷ田さんが印象深い。
中国からお嫁に来た人。そんな人があと２人いてみんな仲良し。中国語で会話するので周りは「何話してるんだろ…？」ってなる。

Ｗ田さんは私をすごく若いと思っていたようだった。
始めに会った日に訊かれて歳を教えたのに、しばらくして仲良しの人も歳を聞いてきた。（この人は私の歳を聞いてどう思ったんだろ。）
私からしたらＷ田さんも思ってたよりずっと若く見える。

ある日Ｗ田さんが私を見てたので「なんですか？」って訊いたら「ウフフ、子どもミタイ」（←片言）って言った。
身体がでかい私は「体は大きく育ちましたよ」って返したら「ムネ無いネ」って言われた。

胸、無いよ。

「お母さんのお腹の中にも無かった」って言っといたけど、多分通じてない。
母ちゃんも胸無いよ。
でも婆ちゃんは胸あったよ多分。たれてたもん。
隔世遺伝ってあんまし起こんないんだね。

っつーか、「子どもみたい」ってその部位の事だったのか…？
子どもっぽいからかどーかわからないけど、Ｗ田さんは私に結構優しくしてくれたいい人だった。

そんなこんなで、私と話をしてくれた人が季節雇用の人ばっかで、いなくなってちょっと寂しくなっちゃった。

明日が仕事納め。